怪我の処置

大人のスポーツ（若い人もそうですが）で多いのが、捻挫、肉離れ、骨折、アキレス腱断裂などです。

骨折やアキレス腱断裂などは病院へ急行しなければなりませんが、捻挫や肉離れの応急処置を紹介しておきます。

肉離れ＜正式名を筋挫傷（きんざしょう）といい、筋挫傷とは、筋肉や腱（筋肉を骨に付着させる組織）が打撃または無理に伸ばされることによって生ずる怪我＞、捻挫＜靭帯（じんたい）の外傷＞では発生ヶ所にも若干違いがあります。

肉離れを起こす場所はハムストリングス（大腿部後面の筋肉）が最も多く、ついで大腿四頭筋（大腿部前面の筋肉）、下腿三頭筋（ふくらはぎ）、その他の順になっています。

捻挫は、足首や手首などの関節（靭帯）です。


【応急処置】

ＲＩＣＥ（ライス）という初期治療を覚えておいてください！


Ｒｅｓｔ　（安静）　
　※すぐに競技等を休止し、その部位の使用を止め安静にする。

Ｉｃｉｎｇ　（冷却）
　※患部を氷などで冷やす。目安は１５～２０分。血管を収縮し内出血や腫れを最小限に抑える。

Ｃｏｍｐｒｅｓｓｉｏｎ　（圧迫）
　※伸縮性の包帯などを巻き、患部を圧迫する。締めすぎて血液循環を妨げないように注意。

Ｅｌｅｖａｔｉｏｎ　（高挙）
　※患部を心臓や隣接する関節などよりも高くしておくと内出血や腫れを少なく出来る。


あくまで応急処置なので、怪我したらすぐに医者に行きましょう！！

予防に関してはストレッチを参考にしてください。