忍者ブログ
40歳を過ぎた同級生親父たちによる、愛と涙と友情のド根性野球ドラマ!?
[705]  [704]  [703]  [702]  [701]  [700]  [699]  [698]  [697]  [696]  [695
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フニャの野球教室に対して質問などが多くなってきたので、改めてスレッドを立て直します。

こちらに質問や意見を続けて書き込んでください。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
きんちゃんへ
ごめんなさい。ありがとうございます。
フナァ 2010/09/06(Mon)09:31:27 編集
質問ですが...
ず~~っとわからなかった事ですが、ヘッドが下がるってどのあたりまでを言うのでしょうか?

フニャの言ってるのは、手首を甲側に反るようにしてグリップすれば、理論的にはバットのヘッドが下がらないって事ですかね?

スイングの時に左肩が上がっていれば当然ヘッドが下がってボールを正しく捕らえられないのはわかるのですが、自分が低めのボールを打とうとすると、必然的にヘッドは下がった状態になりますよね?

>バットにはコリオリ力がかかるので(体の回転に対してバットのヘッドが下がろうとする慣性力

これは体の背骨に対して、例えば90度で腕を振った時、つまり背骨が斜めになっていれば、ヘッドが斜め下を向くということでしょうか?

体の回転に対して(例えば90度)バットが振れていれば、またはボールに対して正対していれば、それはヘッドが下がるとは言わないのでしょうか?

3年前に野球を始めた頃、ヘッドを下げてはいけないという思いから、何も考えずにただ地面と水平にバットを振っていました。その結果、胸の辺りに来るボールは良くバットに当たっていたのですが、ベルトラインより下のボール、極端に言ったらど真ん中も打てなかったように思います。

バットの起動と体の使い方が今ひとつわかりません。
素振りをしていても、間違った振り方をしているように思います。
人それぞれのスイングがあると思いますが、まっちゃん同様基本を教えてもらいたいです。

みんなでバッティングセンターに行くのは大賛成です!!
きん 2010/09/06(Mon)09:32:51 編集
きんちゃんへ
待ってました!そういう質問。

きんちゃんの質問に早く答えたいのでできるだけ簡潔に右脇、右肘について書きます。

先ず一番に言えることは右脇の空き方に一番個性が出ると言うことです。

絞り気味に、あまり脇を空けないタイプ。

逆に大きく空けるタイプ。

これには各バッターのイメージ力が大きく関わってきます。

ヘッドスピードを出す為に右肘は屈曲から伸展という動作をします。(曲がったものが伸びる)

そしてこの右肘の伸展には最初の位置がどこにあるかによってバッターの思惑が出ると言うことです。

大きく分けて2つのタイプとして考えた時

①大きく空けたタイプはそれだけ高い位置から落とすことになるのでスピードを出しやすいという長所があります。
逆に欠点としてはカウンターバランスで右肩が下がりすぎるという欠点があります。

②右脇をあまり空けないタイプは右肩がさほど落ちずにレベルに回転しやすく特に高目に強くなります。
逆に欠点としてはやはりパワーを出しづらいという点があげられます。

あまりにもザックリですが構えから考えられる特徴としてはこういったことが挙げられます。

どちらにしてもスイング中に絞られる右脇は末端加速運動のバットスイングおいて非常に重要な役割を担っています。

つまり最初の肘の位置は個人差がかなり出るがその後の動作はどちらにも不可欠でありバッティングの要素を決定付ける大切なものだと言うことです。

落合の超野球学に書いてあったと思うのですが(全ての理論書は捨ててしまい確認のしようがありませんのであしからず)「右肘を胴体のどこに通すか」が一番大事なのです。

右肘はここにも慣性力(タイムラグ)が働くので実際には体の横に近いところに収まった状態でインパクトを迎えます。しかし意識では胸の前に通していくイメージで良いのです。

どうですか?勝手に右脇は絞まるでしょ?

とりあえず、グリップと脇の締まりに関してはここまでとします。勿論、質問ドンドンどうぞ!

次の書き込みできんちゃんの質問に答えたいと思います。

フナァ 2010/09/06(Mon)10:41:29 編集
きんちゃんへ2
きんちゃんの質問に答えたいと思います。

きんちゃんは非常にまじめに聞いたことを忠実にやった結果プチスランプに入っているんだと思います。

もしかしたら桂かな~と思っているんですが・・・

「上から叩け」とは良く聞きますよね?

笑っちゃいません?上からバットを振っていない人っています?

いないでしょ!

どんなにグリップの位置が構えた時に低い人でも最低胸の前にはありますよね?

だから上から打っていない人なんて多分世の中にいないと思うんですよね~。

なのに30年も40年も前から上から上からって・・・

ここに落とし穴があるんですよ。

上から叩こうとすればスイング中の右肩はどうなります?

早い段階から前に出てきてスイングしながら今度は頭まで前に出て行きませんか?

ステイバックとまでは言いませんが少なくともスイングスピードを上げるために頭は残っていなくてはだめです。

スピードを上げるだけでなく変化球も含めて捉えられる確率を上げるためにも必要なことですよね?誠一の言う通り「ボールを良く見る」ためにスイング中に頭の位置が変わらないことは絶対です。

ならば何故「上から・・・」と言われ続けるのでしょうか?

2つあると思います。

1つ目はバットのヘッドが下がりやすい慣性の法則に対抗する為の戒め。

2つ目は各自のミートポイントに対して遅れないようにできるだけ速いスイングをさせたいため。

だと思います。

これが厄介なんです。間違っていないから。

もう答えはお解かりですよね?

きんちゃんの言う通りバットのヘッドは下がります。それで正しいのです。

じゃあ、どの位下がってもいいのか?

インパクト時の体の前傾角度に対して直角から下で捉えようとしたボールに対するアジャスト分までは腕が対応します。プラスヘッドの下がりということになります。

ここではヘッドの下がりだけを考えることにしますので、こう考えてください。

左腕が鋭く柄杓で水を撒ける範囲がヘッドが下がっても良い限界なんだと。

手首は尺屈⇒トウクツ⇒尺屈でフィニッシュします。その間に左腕は内旋⇒外旋という動作も同時に行います。これがいわゆる左肘のたたみです。

正しい構えから作られる前傾姿勢、グリップ、バットの角度等がその後のヘッドの動きを決定すると思ってください。

もの凄いスピードで動いていくバットのヘッドのコントロールは実は誰にもできないのです。

構えが非常に大事で後は無意識に行われるのが本当です。

私が小僧の同級生にアドバイスした時も1時間構えのことしか言いませんでした。

かの榎本喜八さんは鏡の前でジーと動かずに何時間も構えていたそうです。突然スイングしたのでそこを通りかかった同僚を叩いて大怪我させてしまったとか・・・

まあ余談ですが・・・

とにかく、構えを今一度考えればOKだと思います。

あと、イチローの素振りまねしてみては?
イチローで思い出しましたが非常に興味深いユーチューブがあります。たしか2001年~2008年ぐらいの間のイチローの構えの変遷をまとめてあるものです。天才イチローがこんなに悩んで変えているんだと改めて考えさせられます。時間のある時に見てみてください。自分的には2001年の構えが一番好きです。


次回は構えについて書きます。
フナァ 2010/09/06(Mon)12:59:16 編集
ということは
手首を甲側に折り、尺屈の状態で構えて、極端に言えば、スイング後、そのままの状態でフィニッシュ...と考えても良いのですか?

フィニッシュ部分だけで左手の尺屈を作ろうとすると、右手首でこね回してまいますよね。

構えから左腕リードで、テニスのラケットを振るようにと良く言っているのはそういう事なのかな~~?

いずれにしても理屈はわかりました。あとは実際に振ってみます。

ありがとうございました。

まだまだ質問があるので、またお願いしますね!
きん 2010/09/06(Mon)17:23:41 編集
きんちゃんへ3
トウクツ⇒親指側に折れる
尺屈⇒小指側に折れる

と言うことなので

トウクツでインパクト付近まで行き尺屈でフォローを取り又トウクツで畳むとなります。

ごめんなさい。覚え辛くて。

今みんながやっているスイングそのままでOKです。

ただ、何人かは畳めていない人がいます。

きんちゃんはOKですよ。

なんで畳めていないのか?

グリップ。

タイミングの問題。

わざとそうしている。

打ち方の違い。

いろんな理由が考えられますが、左肩甲骨が後ろに引けていなければOKです。

力をロスしていなければいいんですが・・・この辺は次回、「構え」の中で触れていきます。

使い方の問題。
フナァ 2010/09/06(Mon)18:31:09 編集
全部・・・
フニャの野球教室を全部聞いてからでいいんですが、部分部分だとなかなかイメージできない人が出てくるんじゃないかな?
(難しい言葉も使ってるし、みんな理解できてる??)

できれば、試合前に実践して見せてくれるとわかりやすいんじゃないかな?
間違った理解で素振りとかの練習しちゃって変な癖つけちゃわない??
(そこまで振り込まないか・・・)

いずれにせよ、実践で見せて教えてね。

次回は構えと言うことですので、肩の位置、回転時の肩の軌道など詳しく解説してくれると、助かる人が多いと思います。
(もちろん肘の使い方と連動してると思いますが)
セイイチ 2010/09/06(Mon)18:50:54 編集
ふむふむふむ
まずはバッティングセンター行きますかね。
江見です(^^) 2010/09/06(Mon)21:57:30 編集
なるほど
はじめ読んだ時、ふにゃ難しいこと言っているなぁと思ったけど、読み返してわかったよ、基本中の基本を言っていることが

体で覚えるのも大事だけど、理論的・科学的にバッティングを覚えることも大事だよね。営業マンのセールストークじゃないけど、バッティングについて、金太郎飴のようにチーム全員が同じように語れたら強いチームになるよね

素振りや試合の時やバッティングセンターで、自分が、常に注意していることは、右肘です。感覚的ですが、右肘をへそに最短でくっつけるようなイメージで振っています。なぜか?大振りせず、コンパクトに振れるイメージがあるからです。ちなみに左肘は、ほとんど意識してません。左脇が締まっていればいい程度の感覚です。間違いあれば指摘お願いします。


最近、注意を向けているのが、テークバックです。(言葉で説明するのって難しいネ。バットを持って説明したい・・)春頃からテークバックを早めに始動し、トップの形を早めに作って、その形を我慢して、ボールを捉える感じです。これってタイミングが取りずらい感じがするので止めようと思っています。自然にテークバックし、振ろうと思っています。この辺も「構え」編の後にでも教えてください。


最近、東伏見の早稲田大学野球部の練習やオープン戦を見に行っています。8月も4試合オープン戦見ました。そのうち2試合は祐ちゃんが先発でした。でも早稲田には、祐ちゃん以上と思われるピッチャーが、大石の他何人か居るんだよね。

で、見るのって参考になるんだよね。バッティングで言えば、どのようなタイミングをとるのか、テークバックは、構えは、ウエーティングサークルで皆、何やっているなど本当、参考になります。皆さんもうまい人の見てください。勉強になりますよ。
しょうちゃん 2010/09/06(Mon)22:55:36 編集
ごめん
ちょっと、なんとなく分かりずらいな。
イメージはこの前フニャに教わった「前でさばく」でいいんだよね?肘の使い方と。

なんかガキの頃はさ、わりかし芯でとらえることが出来ていたような気がするんだ、例えどんな細い棒っきれでも、どんな小さいボールでも・・・
「目力」が全てだったなぁ~アッパーだろうがダウンだろうが打てた気がするね。
ガキの頃は打ち方の理論なんか考えなかったもんね!本当、勉強しよう、皆が理解できれば(ってか俺だね)打てるようになるよね。教えてください。宜しくお願いします。

それとね自分が感じていることは「目力」が落ちてるような気がするので実際のボールを沢山打ちたいです、確かにバッティングセンターもいいけど、やっぱ軌道とかが一定なので割かし当たっちゃうんだ、生きてるボールを沢山見たいと思います。
よいち 2010/09/07(Tue)05:59:05 編集
ふにゃへ
ありがとうございました。
あとは松ちゃん達と同じく実戦前か練習の時にも教えてください。

なんとなくは理解できたんだけど、間違えないようにしたいので。

前にも書いたけど、間違った素振りを何度やっても、ダメなような気がします。
よろしく頼みますね
きん 2010/09/07(Tue)07:44:31 編集
ふにゃの
ふにゃの野球教室ですが、しょうちゃんの言うとおり何回か読み返していると理解できてきます。
難しい言葉は、ネットで調べれば一発でわかります。

俺はふにゃがやろうとしてくれていることに感謝してますよ!
なんたって素人ですから!

みんなもまず理解しようと努力しましょう。
わからないって言う前に良く読みましょう。

そしてエミッちょたちが言うようにバッティングセンターや実践前にも再度教わりましょうよ!

今迄誰もやらなかったことを、ふにゃが買って出てくれているわけだから。

ふにゃの野球教室に疑問があるのなら、この場で質問しましょう!

しょうちゃんや、向後ちゃんの体験談などもすごく参考になります。

よいちも、五中時代は考えられないほど勉強しています(?しようとしています??)
俺も同じバレー部には負けたくないっすからねぇ~(笑)

まず、みんなのことを考えて野球教室を始めたふにゃ傾聴し理解をする努力をしましょう!

そしてわからない事は質問しましょうよ。
意見は大事だけど、自分の考えも盛り込んでくださいね。

きっと強くなると思うよ!
きん 2010/09/07(Tue)09:18:26 編集
みなさんへ
きんちゃんはじめ、みんなありがとう!

みんなでバッティングの事、考えて全員から「こうしよう!ああしよう!」

「今、こうなってたぞ!」

なんて簡単に言い合えるチームになるほうがきっと良くなると思って書いています。

基になる、帰って来られるバックボーンのようなものがあれば、後は個人の味付け個性の出し方は自由だから。

しょうちゃんの的確な自己分析、ヨイチの率直な感想、すごく貴重な意見だと思います。これですよ!待ってたのは!

きんちゃんがどれだけ考えているのかも良~く解ったと思うし。

1打席凡退しても誰が何に悩みどうしようとしているのか?分かってあげられることができたら、「ドンマイ」の声ひとつにもいろんな意味が生まれてくると思いません?

江見さんが昨年首位打者を獲るまでの精神的な変遷を見ていたからあれだけ感情移入できたと思うし・・・

「勝つ」という大目標のためにみんなで1度考える良い機会になればと思っています。


「構え」は後でじっくり。
フナァ 2010/09/07(Tue)10:04:24 編集
無題
皆さん、いろいろと自分のことも書き込んでいるようなので参考になるかわかりませんが、自分自身で悩んできたことを書いて見ます。

まず、もともと右肩が下がりやすくバットが下から出やすい傾向にありました。
高校時代も散々下から出すな、右肩を下げるな、といわれ続けました。
(この指摘が的確なのかは良くわかりませんが)
いろいろ試行錯誤して、結局、今の構え、バッティングに落ち着いています。
ここに至ったのは会社で軟式やって強いチームを当たるようになってから。

自分の場合、バットを振り始めるのが人より遅いんだと思います。
(近くまでボールを見極めないと打てないのだと思います)
ただ結果として、空振りはものすごく少ないです。三振もあまりしません。
その代わりきちんと振れないとボテボテばかりになってしまいます。

振り始めが遅いのでできる限り最短でバットを出さなくてはならず
その結果、最初から後ろにバットを寝かせた構えになっています。
昔はカケフみたいに前で立ててみたり、落合見たいに立ててみたり
いろいろ試しましたが、結局振り遅ればかりになります。

バットを振るときって、どんな構えをしていても必ずバットが
ここに来るって言う位置があると思います。
その位置がきちんとしていないと振りがおかしくなり打てないんだと。
ちょうど左足を踏み込んでバットを前に出す直前の位置かな?
どんな構えでもここにバットが来るので、だったら最初から
ここで(あるいはこの近くで)バットを構えておけば、
ぎりぎりまでボールを見極めても振り遅れないんじゃないか!
って言うのが結論でした。
バットを立てちゃうとこの位置がずれて奥に入り過ぎたり
ヘッドが下に入りすぎたりしてうまく行かなかったんだと思います
鋭く振れないって思うかもしれないけど、そうでもないんです。
そこから振るだけでも結構鋭い打球や遠くまで飛ばせる打球が打てるものです。

フニャの「構えが大事」って言うのとは同じなのかわからないけど
個人的にはこのバットの位置がしっくり来るとき
というよりバットをその場所に置くのに肘とか腕とか首とか頭とかが
しっくり来て違和感なく構えられたときは打てる確率が高いです。

そこからはできるだけ左手でリードするように、右手で内側に絞り込むように
バットを振っていきます。
もともとドアースイングとも言われていたので、
できる限りインコースも打てるように意識して振ります。
このときに左肘を開かないように、右肩を下げないように意識しています。

ただ、今でもインコースはあまり打てず、真ん中も右方向ばかりになっています。
ですが、これが自分のスタイル、打球と思っています。

いろいろ考えて試行錯誤した結果でこれが身についてしまっているので、
これが悪いとか、ここを直せとか言われても多分無理かもしれませんが、
自分でももっと打てるようになりたいし、苦手なコースも打てるようになりたいので
いろんな意見を言ってもらい教えていただくのはありがたいことです。
特に理論を勉強したわけでも理論的に考えているわけでもなく
単に試行錯誤の結果なので。

あと、モモちゃんの撮ってくれる写真を見ると
いつものけぞって、左足が突っ張った状態で打ってるのが気になっています。
体の線がまっすぐじゃないというか・・・
前に掲載されていたショウちゃんみたいなフォームで打ちたいって
その後は上から右手をかぶせるような感じ(肩がきれいに横に回る感じ)で
素振りはしてるのですが。

最新の野球技術、理論はわかりませんので、その辺も踏まえて
自分もフニャ先生に弟子入りさせていただきます。

宜しくね!
セイイチ 2010/09/07(Tue)12:34:47 編集
構え
先ず誠一、先生はやめてくれ。冗談は分かっているけど、そんなつもりじゃないので。

「構え」に入る前に・・・

悔しいけど、誠一、流石ですね。

これほどまでに自己分析できていて長所と注意している点もすんごく的を得ているし。

完璧に把握しているでしょ。

あんまり誉めると江見さんが怒るのでこのぐらいにして

「構え」行きましょう。

私が参考にしているサイトに「トップハンドトルク」というものがあります。機会があったら読んでみて下さい。素晴らしいサイトです。

そのサイトに書かれているトップハンドトルク用の「構え」と言うものは実はウエートシフトタイプの「構え」(いわゆる一般の)にも共通するものであり、もともとは私が鳥取まで勉強しに行った初動負荷理論からきているものです。

初動負荷理論をここで書くのは無理なので・・・今までのトレーニングの常識を覆す発想。現にそのマシーンをイチローがアメリカに持ち込み常々トレーニングしていると言えば分かりやすいでしょうか?

この理論の一番の特徴は骨盤前傾です。
骨盤前傾とは・・・スタイルの良い外人が自然とヒップアップされている姿を想像してください。

特に腸要筋の長さがアジア人の3倍と言われている黒人はその姿が顕著だと思いますが。

先ずは骨盤前傾の姿勢をとること。

なぜか?

骨盤後傾だとバランスが悪くなる。
腰が引けて力強いスイングができない。
大腿四等筋に頼ったスイングは開くし、泳ぐ。

こんなところです。

骨盤前傾ありきで進めます。

ではこの骨盤前傾はどうやったらできるのか?

簡単です。

重い荷物を持ち上げる時に腰を入れるでしょ?
それですよ、それ。

真っ直ぐ1直線に立ってスイングはできません。
前傾を伴って構えるのは当然ですよね。

その前傾の作り方が大事なんです。

①骨盤前傾で腰の入った下半身を作る。


次に胸椎の後湾です。

骨盤前傾を意識するあまり背中がエビゾリのようになりがちですが、「胸は丸めるもの」と理解してください。これは右肘の滑り込ませ(しょうちゃんの言っていた)を行う為にも不可欠です。
また、体の幅の中での自然なリストターンを行う為に非常に重要なポイントです。

②胸椎後湾

次に足裏に行きます。

先ず足裏は3つのアーチ、拇指球と小指、拇指球と踵のセンター、小指と踵のセンターの3つで支えられています。

右バッター基準で考えますが、構えた状態から右に乗り次に起こるのは左への体重移動です。

この時実際に出て行こうとして出て行って打っているプロ野球選手は恐らくいないのではないかと思われます。イチロー・・・出て行こうとしているのではなく自然に出て行っている。どういうことか?

構えから右に乗ったウエートが地面からの反力を受けます。それがそのまま左への動きになるということです。

この右へのウエートの乗りを支える一番効率の良いつま先の向きは若干開いた形です。

これは先の3点支持と股関節の骨盤との結合具合に関係します。図が無いと伝え辛いのですが・・・

ボールアンドソケットの球体関節なのはご存知ですよね?そして斜め下に突き出した骨が一段下に向かっているつまり大腿骨です。その形状から股関節の割れを使う(つまりは骨盤前傾)構えをするには若干ほんの少し開き気味がベストです。

ここが一番「え~~~」と思われるところだと思いますが、股関節を割って骨盤前傾で構える為には必要だと思ってください。

阪神の新井のホームランが極端に減っている原因はこれです。だれも言ってませんが勝手に・・・

③地面反力を受け止める為に必要な骨盤前傾、股関節の割れから必要なのはほんの少しつま先を開くこと。

次は誠一が書いてくれたバットの角度です。

この感覚は流石だな~と思ってしまうのですが。

一番バットが軽く感じるのはどの角度でしょうか?
重力の方向つまり真っ直ぐ地面に垂直な角度です。

しかし、誠一が感じているようにここからはそのままの角度でバットが出ることはないので結局バットを振り出す角度に至るまでにタイムロスを生じます。

何か気がつきません?しょうちゃんって立てていなかったっけ?

今のしょうちゃんが違っていたらごめんなさい。
立てているということは振り出すバットの角度に持ってくるまでに時間を要する。しょうちゃん書いてありましたよね・・・「始動を早くする」流石だよね。

じゃあ初めから振り出す角度に近いように寝かせておけばよい?

その通りですが、注意点があります。
実際に前傾角度が浅すぎる状態でバットを寝かせた場合、腕にバットの重さがそのままかかることになります。当然にバットコントロールが難しくなります。

あれ?最近誠一、「軽いバットが良い」「軽いバットが良い」って言わなくなりません?

実際軽く感じているんですよ。そこに好調の原因があるんじゃないでしょうか?

つまり

④バットの寝かせ具合は前傾角度がある程度決まった段階でスムースにバットを出せる角度にすべき

但し、準備段階を早めにすることが(立てたバットを打てる角度にする)1つのタイミングを取る要素になっている場合は慎重に修正すべし


次にバットの右左で言った場合の位置と右左の体重の関係ですが・・・

バットを構える位置って右肩近辺ですよね?
と言うことはこの時点で既に右ウエートなんです。

何が大事か?右ウエートの構えからさらに右股関節ににウエートを乗せながらステップするわけですが(だって左足は少しでも上がるでしょ?)その際に右足の外に地面反力の力を逃がさないこと。かといって絞った足から力は発揮できない。という事です。

⑤構えた時点で右ウエートであることを知っておくこと。

まだまだ他にもありそうですが一旦アップします。質問を受け付けてから再度アップします。

フナァ 2010/09/07(Tue)17:34:24 編集
ついでに・・・
構えではないのですが、フニャに褒められたので
ついでのお話です。

皆さん、バッターボックスで何考えてますか?

上に書いているように自分なりにいろいろとチェックすべき項目があるのですが、コレはバッターボックスではやりません。逆に意識しないようにしています。
できる限り、日頃の練習とか試合前のアップとかトスとか打席に入る直前までにチェックを終わらせるようにしています。
あんまり打席でああしなきゃこうしなきゃって考えすぎると結果はほとんど良くないので。
去年がその典型でした。

できる限り普段から準備万端にしておいて、絶対打てるって、いうなれば自己暗示をかけたほうが良いんだと思います。試合前に江見さんにいろいろ自信満々に言うのはそういう意味もあるのです。

じゃあ、打席では何を考えているかって言うと
ひたすらピッチャーの癖を見たり配球を読んだりしています。

前に試合中に誰かに行ったことあると思うけど、草野球のレベルでは結構握りで球種がわかるんだよね。グローブからテークバックに行く瞬間とかで。あるいはボールの中心を握っているかずらして握っているかとか。
球種が読めれば打てる確率は格段に上がるよね。
あとは配球を読んで、次はまっすぐガ来るはずだから!って、ある意味決め打ちしたり。
球種を狙うことはあってもコースを狙ったことはない。
いつも外野手(特にセンター)の位置を見といて右中間が空いてるからあっち方面に打とうとか。

ただコレは本当に人それぞれだから、一概に言うのは難しいかな?
球種を読むようにするとコーチャーとしてサイン出すときにも役立つよ。前にいた会社の野球部ではプレイングマネージャーやってて、うちはよくスクイズのサイン出したから、カーブかまっすぐかは非常に重要だったので。結構、カウントはずさなかったかな。

球種を読むと言うことでは前のチームでは一塁コーチャーがその球種を読む役目(この場合はキャッチャーのサインから)やって、「バスピカ」で球種を知らせたりしてたよ。

あれ?コレって今は反則???
わからなければいいんだよね??

バスピカって言うのは、コーチャーが「バッターボールをよく見て」とかバッターを最初につけたら「ス」だからストレート。「ピッチャー入んないよ」とかなら「カ」だからカーブっていうこと。

まだまだ自分のことばかりで大変だけど、少し全体を見られるようになると、チームとしてはもっと強くなってくね。
セイイチ 2010/09/07(Tue)19:00:51 編集
構え
トップハンドトルクの一部読みましたよ。

トップハンドトルクの以前の記事(2007年10月のこれだけは10 バットの角度)を読むと写真や図解が載っているので、フニャが語っていることがより理解できると思いますよ  

実際のボールを打って、ちょっと試してみようかなぁと思います。あくまで自然な感じでね・・・
しょうちゃん 2010/09/12(Sun)08:37:51 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[09/19 セイイチ]
[08/30 すっち]
[08/28 江見です]
[08/28 フニャ]
[08/23 フニャ]
[08/22 すっち]
[08/22 江見です]
[08/22 セイイチ]
プロフィール
HN:
Quint Fellows
性別:
男性
趣味:
野球
自己紹介:

全員が中野区立第五中学校の同級生。

運命のいたずらか...昭和56年に卒業してから27年の歳月を経て奇跡の再会!

これはロマンを求めた40過の親父たちによる、汗と涙と感動の「スポ根」野球物語です...!?
バーコード
ブログ内検索
カウンター
お天気情報
忍者ブログ [PR]